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Channel: ブラジル | 海外旅行と保険のスゝメ
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ブラジル治安状況と滞在時の注意事項

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ロングステイ財団、認定アドバイザーがご案内します海外旅行、留学、駐在、ワーホリなどのロングステイと海外渡航の情報案内。

本日は、「ブラジル」に関するご案内です。

対象地区への旅の計画や、海外旅行保険、留学保険、駐在保険などの加入の際の現地情報把握のご参考にしていただき、くれぐれも現地での滞在にはご注意下さい。

※このブログの情報ソースについて、当発信者が外務省へ著作権の確認と、
文章引用について関係部署への報告・確認を行い、皆様方にご案内しております。
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ブラジル渡航者向けの注意事項

(1)渡航者全般向けの注意事項
【1】 万一強盗事件に遭遇した場合は決して抵抗せず、生命の安全を第一に考え、冷静に行動することが肝要です。犯人がけん銃等の銃器を所持していることを常に念頭に置いて、抵抗することなく、落ち着くように心掛け、決して急な動きをしないことが大切です。また、犯人の顔を見る等、不要に犯人を刺激しないようにすることも重要です。
【2】 横行している麻薬犯罪に巻き込まれる危険もあります。滞在及び出入国の際は、見知らぬ者から安易に荷物やカバン等を預かったり、これらの持ち運びを引き受けたりしないよう注意してください。また、ほとんどのスラム街は麻薬密売の拠点となっており、同所及びその周辺では麻薬密売組織間の抗争に伴う銃撃戦が頻発していますので、決して近付いたり、立ち入ったりしないでください。一部旅行会社等により同地域を対象とした観光ツアーが企画されているようですが、参加は見合わせてください。
【3】 夜間の不要不急の(特に単独での)外出は避けてください。また、夜間に自動車を運転する場合、単独での運転は極力避けてください。
【4】エ ホテルの貴重品ボックスも、安全とは言い切れません。貴重品を預ける場合は、その内容をホテルの従業員とともに確認し、引き取る際にも必ず確認してください。一定時間が経過した後でのクレームは拒否されることがあるので、不審な点があればその場でクレームするようにしてください。
【5】オ 近年、振り込め詐欺に遭ったとの報告が増えています。犯人は、日本人及び日系人をターゲットとして、巧みに個人情報を聞き出して犯行に及ぶため、見知らぬ者から電話等で連絡があった場合は、十分な注意が必要です。また、収容所等からコレクトコールで試みられる振り込め詐欺や偽装誘拐事件も多発していることから、覚えのないコレクトコールには応じないことをお勧めします。

(2)観光等短期渡航者向けの注意事項
【1】 在留届の提出義務のない3か月未満の短期渡航者の方(海外旅行者・出張者など)についても、現地での滞在予定を登録していただけるシステムとして、2014年7月1日より、外務省海外旅行登録「たびレジ」の運用を開始しています(http://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/ )。登録者は、滞在先の最新の渡航情報や緊急事態発生時の連絡メール、また、いざという時の緊急連絡などの受け取りが可能ですので、ぜひ活用してください。
【2】 南米を1人で旅行する観光客の被害が増加していますので、信頼できる旅行会社が主催するツアー等への参加をお勧めします。単独旅行をする場合は、ある程度現地の言葉を習得し、現地事情等を十分調べた上で出発するようにしてください。
【3】 空港からホテル等への移動中の旅行者を狙ったけん銃使用の強盗事件が多発しています。旅行者が乗っている車両に乗り込み、車両ごと被害者を拉致して金銭を強奪した後にスラム街近くで解放するという事例も発生しています。車両で移動する際は、不審者の有無を
確認する等、周囲に十分注意してください。
【4】 タクシーが目的地に到着後、料金を紙幣で支払うと、それを低額の紙幣とすり替えて「足りない。」と言ってさらに金銭を要求してくる悪質な運転手が存在しますので、注意してください。
【5】 空港や駅周辺では非正規のタクシー(白タク)が安い料金を提示してくることがありますが、犯罪被害に巻き込まれる可能性が高いので利用しないでください。また、流しのタクシーについても同様に利用は避けてください。
【6】 三つ星未満のホテルで宿泊客に対する盗難事件が多発していますので、宿泊に際しては、できるだけ安全面のしっかりした三つ星以上のホテルを選択してください。
【7】 銀行から出た直後を狙ったけん銃使用の強盗事件が多発しています。銀行で一度に多額の現金を引き出すことは避けてください。また、銀行から出る際には、周囲に十分注意し、不審な人物が周囲にいるようであれば、銀行の警備員に声をかけて安全確認を依頼するなどして様子を見てください。
【8】 外出の際は、常に周囲に気を配る、閑散とした場所には近づかない、路上で財布、カメラ、スマートフォンを見せない等の防犯対策を心掛けてください。

(3)長期滞在者向けの注意事項
【1】 現地に3か月以上滞在する方は、旅券法で「在留届」の提出が義務付けられていますので、到着後遅滞なく最寄りのブラジル国内の各在外公館(在ブラジル日本国大使館及び各日本国総領事館等(詳細は末尾の「現地大使館等連絡先」を参照))に「在留届」を提出してください。また、住所その他の届出事項に変更が生じたとき又はブラジルを去る(一時的な旅行を除く)際には、必ずその旨を届け出てください。在留届の届出は在留届電子届出システム(ORRネット、http://www.ezairyu.mofa.go.jp )による登録をお勧めします。また、郵送、FAXによっても「在留届」の届出を行うことができますので、その場合は最寄りの在外公館に送付してください。
【2】 外出及び帰宅の際には、自宅の周辺に不審者がいないか確認した上で出入りしてください。また、ホテルに宿泊する場合には、室内の安全(不審者が潜んでいないか)を十分確認してください。
【3】 誘拐事件から自分自身と家族の安全を守る心構えとして、「目立たない」、「用心を怠らない」、「行動を予知されない」の三原則を念頭に、日常における予防を忘れないでください。具体的には、「目立つ服装は避ける。」、「通勤時間や経路を変更する。」、「外出や帰宅時には、不審者や不審車両等が見当たらないかチェックする。」等の注意が必要です。特に、郊外のゴルフ場等への行き帰りの際など、交通量や人通りの少ない道路走行時に最大限の注意を払うようにしてください。
【4】 短時間誘拐については、主として夜間に乗用車が信号待ちで停車したところや、人通りが少なく照明のない駐車場で、けん銃等の銃器で脅迫されるケースが多いとされていますので、車両で移動する際には、常に窓を閉めてドアを必ずロックし、駐車する際は照明付近で、かつ人通りのある場所をお勧めします。なお、危険を避けるために、深夜は赤信号であっても徐行して通過することが必要な場合があります。また、キャッシュカードやクレジットカードを必要時以外持ち歩かないこと、万一拘束されたら犯人の指示に従い、抵抗しないことが重要です。

新東京国際空港

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